和紙  長谷川和紙工房

WASHI  HASEGAWA WASHI KOBO

薄紙

書院紙と同じ技法で薄口に漉かれた紙で、現在当工房の主力製品です。主な用途は文化財の修復用紙や表具用紙です。 日本画などに使用する画材として、模写や本紙としても使用されています。最近では、伝統的な提灯だけでなく現代的な照明インテリアなどにも幅広く活用されてい ます。精密な技法で知られる伊勢型紙や 和紙の織物である紙布用の用紙として利用されている紙も、この薄紙をベースとした紙です。  薄い紙であっても全体にすっきりとした地合で、縦揺りに独特の横揺りを加えて製法により、全体の強度にバランスが取れた和紙です。

特徴

最高級の国内産楮の一つである那須楮白皮を100%使用しています。

定番の厚さは13段階。1.8匁から3.0匁まで0.1匁単位です。

古来からの伝統工法により、薬品漂白などを行わない保存性の良い紙です。

規格寸法

二三判 (約63×92cm)、提灯判 (約69×100cm)、

B全判 (約72×103cm)、画仙紙全判(約74×139cm)、その他

 

書院紙    

代表的な障子紙。

薄紙

書院紙と同じ製法で作った薄口の紙。

製造工程紹介

当工房の製造工程を紹介しています。

工程担当、原材料の表示

製造工程担当と使用原材料を公開しています。

学生割引制度

学生の方々を応援します。